ちょっと寄り道、夕まず目の佐久間ダム

この日F社の房総ロケが16:30に終了解散となり、
どうせお盆のこの時間帯に帰京しても渋滞にはまるだけ、
なら、ちょっと寄り道しようと高速を途中下車し佐久間ダムに立ち寄った。

日も暮れ始め、ダムはひっそり静まりかけていた。
ポイントに行くまで、数人のバサーを発見するが、それほどプレッシャーはなさそう。
迷わずいつもの「ブイ」ポイントに直行し、急いで釣行準備開始。

しかし降りて見ると、やはり佐久間ダムも減水。見た感じでは1メートルぐらい水が減っている。
水は茶色く濁りマッディだ。前回ヒットした流れ込みからも水が流れていない。
とりあえず数回キャストするが、反応がまったくない。
対岸のカバー近くにキャストするがここもだめ。

仕方なくブッシュが密集するワンドに歩いて移動するが、
ファミリーバサーの先客がいた。
「おとー釣れた〜?」「おとー釣れないよ〜」などのやりとりを無視しながら数回キャストするも
ギルのあたりしかない。

そう言えば、あのガキ「おとー」って呼んでたね。九州の人かね。
同行のミヤファミリーと同じ呼び方だ。家族構成も男の子と女の子の違いはあるものの、
年齢的にも近そうで同じ3人構成だ。
房総ロケで二日間家族と離れているミヤは家族を想い出したのか、
佐久間に沈む夕日と同じ色に、ミヤの目がうっすらと赤く染まっていたことを私は見逃さなかった。

結局、元の「ブイ」ポイントに戻って再度探りを入れた。
ブイ回り、ブイ沖、そしてあまりにも反応が悪いので、
岸から1〜2メートルの駆け上がりをゆっくりトレースすると、ようやくバイト!
サイズはいつもの佐久間サイズだったが、この日のヒットパターンが掴めた。
バスは駆け上がりにいる。

その後の岸と平行に駆け上がりを攻め続けて、4本バスをヒット。
その日のコンディションによって同じポイントでもバス居場所が違う。まして減水傾向のバッドコンディションでは、
まずパターンを探るため諦めずに手広く攻めてみることが必要だ。

その後ミヤにも大望の初ヒット!やはり同じパターンで駆け上がりでバイトしてきたようだ。


日も暮れ夕闇に包まれた佐久間ダム、僅か1時間半の釣行であったが、
それなりの釣果が得られた。読み通り渋滞にはまらずに東京に戻ることができた。
ミヤもようやく家族の元に帰れる。
次回はゆっくり釣りをしたいものだ。



photo by T.Ishizaki FinePix Z1 Natural Light modes